AiRE DESIGN STUDIO

AiRE DESIGN STUDIO

設計事務所で働く一方で「アイレデザインスタジオ」という名称で個人の設計活動を始めた。



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「AiRE」はスペイン語で「空気」の意味。

僕は建築という行為を通じて空気を作り出したい。
空気は僕らの周りにある当たり前のもの、さりげないもの、
普段は意識することすらないものかもしれない。

しかし、その当たり前にあること、当然であるというものを、飾らずに、心地良いデザインをしたいと思う。


本当に良い空間に出会った時、そこに含まれる空間の質がある。
それは「時間」という概念だ。

スペインの建築家エンリック・ミラージェスの『イグアラーダの墓地』が持つ空間は正にそれだ。

空間に流れる時間。
今その目の前にしている空間=時間が昔から続いているようで、未来にもあり続けるだろうと感じれるもの。
いつまでもその場所に居たいと思える空間。

そんな時間を含んだAireをつくり出したいと思う。


「AiRE」は「A:RE」でもある。

A:Architecture。
3.11以降、自分の建築に対する認識が大きく揺さぶられた。
ボランティアを通じる中で突きつけられたのは、人が生きるとはどういうことか?ということだ。人が生まれ、死に、生きる為に水を飲み、物を食べ、話し、眠り、移動し、排泄し、病気をし、居場所を求め、互いに支え合い、仕事をする。そう言った“人間として生きること”の本質を考えなければならないのだと。そして、その人を包む器を作るという行為が建築であり、それは“人の営み”であると。

その建築のあり方を、これからの時代を生きる中で再考して行きたいというのがA:RE DESIGN
に込めた思いだ。


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個人の設計活動を始めたのはリフォームの依頼を受けたのがきっかけだ。
それは戸建住宅の部分的な改装だ。

規模は小さいけれども、そこにはそこで暮らしてきた生活の香りや家族の歴史がある。
それらを丁寧に拾いながら、これからの未来へと繋げていくデザイン。

クライアントと向き合うことで学ぶ事はとても多い。
設計を通じて触れる人々の生活。人生。
良い空間は住み手に生活の潤いを与え、気持ちを明るくし、幸福につながる。
もちろん逆のこともあるだろう。

建築という行為と作る責任を通じて人々の生活の一旦を担うことができるというのは、本当に幸せなことだと思う。


AiREを、求めて。



―TAKU―
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# by goro0124 | 2011-09-19 01:46 | 建築